13と14はキャラクターが好対照をなしているのが良いですね。
13の旭は無骨な話し方の中に混じる吐息や声の揺れが抑えられない情熱を際立たせていますし、14のアダムは感情による話し方の変化や真っ直ぐさが好ましくもあり切なくもあります。
本編だけでも楽しめますが、特筆したいのはやはり世界観の重なる13と14ならではの連動特典CDですね。
カウンセラーである「貴女」がいないときの、お父さんのような旭とストレートすぎるアダムの軽妙なやりとりに癒されました。
もう少し特典のボリュームがあるとさらに良かったとは思いますが、感応時間でこういう形のドラマCDによって世界観を広げてもらえたのはとても新鮮でした。